アラン模様のセーターは一般には単に
「フィッシャーマンセーター」とも呼ばれ、
日本でも1970年代初頭に大流行しまた、
縄編みの柄が浮き出すように入った白いセーターであり、
その発祥は、アイルランド西岸のアラン諸島です。
シーズニットではアトピーさんの苦手な環境温度変化に対応しやすいように
カーディガンでご紹介しています。
アラン諸島はイギリスの西にある小さい島です。
岩盤に覆われ土が無いこの島では岩をハンマーで砕き海草を混ぜることで
ジャガイモなどを作る土壌を作ってきたトレリスに囲まれた岩だらけの
貧しい島でした。毎日の漁すら命がけの過酷な生活でした。
普段この島で編まれていたガンジーセーターは紺色でした。
ところが20世紀の初めに教会の堅信礼に際して母親が12歳になる息子の
晴れ着にとびっきり豪華な白いセーターを編んだのが発祥とされています。
このセーターにいち早く注目したのがクリスチャン・ディオールでその後
世界的なブームが起きていきます。
100年の間、母から娘にアラン諸島で商用的に編み続けられてきたアランセーターですが。
アラン諸島には古代ケルトの風景美を求めて観光客が押しかけるようになり
もはや編み物で生計を立てる人は激減、
伝統の火はかなり細いものになっています。
アラン模様が持つ、少しフォーマルで凛とした雰囲気はこんな伝統が
作り出してるのかもしれません。
シーズニットのアランカーディガンはもちろんシルク100%で肌にに安心。
少し太い糸で作っていますので、アウターとしても十分な暖かさのある
カーディガンです。
私たちが開発したカーディガンは何故?「痒く」も「寒く」もないかをご説明します。
私たちが使う自然素材は、綿でも、ウールでも、カシミヤでもありません。
100%天然のシルクです。
シルクは天然繊維の中で一番柔らかい素材です。
さらに、保湿効果が高く、ウール並みに暖かかいのに通気性が良く蒸れません。
肌とほぼ同じタンパク質で出来ているので肌への馴染みが良く
紫外線をカットしながらお肌をやさしく包み込んでくれます。
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そして化学染料は使わずに、古来より薬効を期待して使われてきた
草木染めだけを使って色を採っています。
一切化学物質を使わずに、昔ながらの方法で染めるので、色ムラが出たり
毎回、違う色になったり、苦労はありますが、衣の安全を突き詰めると
ゆっくり自分の手で草木から染めるのが一番安心です。
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こうして草木染めしたシルクを、手で紡いで、手で編んでカーディガンにしています。
機械を通さずに全て手だけで作りだしているのです。
このカーディガンは、見た目はカシミヤのように見えます。
触れてみるとカシミヤより柔らかく、艶がありしっとりと肌になじみます.
これだけ柔らかく細い繊維をウールの毛糸のような太さに紡ぐことは機械ではできません。
熟練の職人さんの手仕事でしか作れない安心のカーディガンなんです。
そんなシルクをタップリ使ったシーズニットの100%草木染めシルクのカーディガンは、
私たち弱肌さん達の「痒い」、「寒い」の悩みを一気に解消してくれるのです。
そればかりか、このシルクのニットは、
シルク特有の光沢と草木染めの彩が明るい表情を作り、
ニットならではのおしゃれを楽しむことができます。
ぜひ、冬のカワイイアイテムとしてこの草木染めシルクの
アランカーディガンを活用してください。
私たちのカーディガンがあなたの笑顔につながることを願っています。