アトピーの症状を出さないための予防対策
赤ちゃんも私たち大人もスキンケアの第一歩は、まず清潔にすることから始まりますね。
でも、清潔を勘違いしている可能性があるのでおさらいをしておきます。
一般的な汚れを取るために体を洗うのだとすると、
ほとんどの汚れはお湯で流れます。
福山雅治さんのように、石鹸を使わずにお肌への刺激を減らしたほうが
お肌にはいいのかもしれません。
ところが、
アトピーや炎症したお肌には黄色ブドウ球菌がいっぱいです。
黄色ブドウ球菌は痒みを悪化させ皮膚の炎症を広げます。
“とびひ”や”感染症”の原因でもあります。
このばい菌はお湯では流れません。
黄色ブドウ球菌やカンジダを殺菌する必要があるんです。
それが石鹸の役目です。
汚れを落とすのではなく、殺菌する。 というイメージです。
石鹸を使って洗うことのメリットは
この黄色ブドウ球菌などのばい菌を殺菌できること。
一方で、その強烈な洗浄力と脱脂力で
天然保湿因子(水分を蓄えるスポンジ)とセラミドと(角質細胞間に水を蓄えるための大事な要素)
が流れ落ちてしまいます。
そこで、石鹸後にはしっかり保湿して肌の復活をサポートしてあげる必要があります。
さて、それではどんな石鹸がいいのか? に入りましょう。
まず、合成界面活性剤を使っているのは全てNGです。
これが強烈に湿疹の原因になります。
弱酸性を謳っているヤツは止めた方がいいと思います。私は絶対に使いません。酸性には洗浄力がないので大抵これが入っています。
さらに、
大量生産の中和法の物ではなく、
ホットプロセスかコールドプロセスの手作り石鹸を選びます。
手作り石鹸は保湿成分を残せるためしっとりした石鹸になるからです。
(高価になってしまうのが難点ですが、、)
そして次に
どんな油脂を使って作っているのか? がポイントになってきます。
石鹸というのは油脂に苛性ソーダを混ぜているだけなので、
油脂の品質がそのまま石鹸の品質になります。
オレイン酸がたっぷり入っているオリーブオイルで作ったものが
保湿効果が高いので最適です。
こういう基準で選んできて、
我が家で使っている石鹸が2つあります。
こちらが、子供が生まれる前から使っている石鹸フランクインセンスサヴォン
です。
ちょっと高いですが、結構長持ちするし、お肌の基本となる石鹸をケチるのもなぁ?
と思い使っています。こちら、80gで2160円(この手の石鹸ではお買い得。)
そして
我が家に赤ちゃんがおいでになってからは、
アンティアンのベイビーも併用しています。
こちらは40gで686円。5個買うと30%引き!
最近TVにもよく出ているので売れてるのねぇ~って感じ。
(こちらはしっかりした石鹸の中では激安です。)
手作り+オリーブオイル+保湿成分の石鹸としては、どちらもものすごくコスパ高いです。
試してみては如何でしょう。
アトピー持ちの私の肌は赤ちゃん並みに過敏です。
おかげで、赤ちゃんにしてあげれることがいっぱいあります。
これは化粧水変えるより間違いなく効果あります。
最後になりましたが、殺菌メリットと脱脂デメリットのバランスで石鹸を使う頻度が変わります。
最近のアメリカの研究では石鹸の利用は週に2~3回が適正という研究もあります。
手作り石鹸を毎日使ってみて乾燥する場合は石鹸を使う頻度を下げてください。
それぞれの最適なバランスを知ることが一番大事なことなんです。
赤ちゃんのお肌の変化にしっかり注意してあげてください。
フランクインサヴォンを詳しく知りたい方はこちらから。
アンティアンのべイビーを詳しく知りたい方はこちらから